2022年09月13日 04:00更新
佐渡市新穂瓜生屋の新穂歴史民俗資料館で、地元の裂き織りサークルによる作品展が開催されています。
この作品展は、新穂歴史民俗資料館を拠点に活動する新穂さっこりサークルが毎年この時期に開催しているもので20年近く続いています。
江戸時代中期に始まったとされる裂き織りは細かく裂いた古い布を緯糸にして織り上げたものです。使用しなくなった着物や布を小物などに再活用できるほか、織り込むことで布が丈夫になることが特徴です。古くから佐渡の庶民の生活に根ざし、今では工芸品として親しまれています。
今回の展示会には、バッグや帽子などサークルのメンバー30人ほどが制作した裂き織り作品およそ120点が展示されています。
また会場には、新穂中学校1年生が裂き織体験で制作した作品も展示されています。
新穂さっこりサークル裂き織り作品展は10月16日(日)まで新穂行政サービスセンターとなり、新穂歴史民俗資料館で開催されています。
佐渡テレビジョン
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