2022年08月05日 16:33更新
上越市の中学生が6日(土)に広島市で開かれる平和記念式典に出席するため、5日(金)の朝に上越市を出発しました。生徒たちは「平和の尊さを学びたい」と決意を述べました。
平和記念式典に出席するのは市内の中学校の代表8人です。出発式では、中川市長の激励文として「広島でしか感じることのできないことをしっかり感じとってきてください」というメッセージが紹介されました。
続いて中学生が作った折り鶴が手渡されました。
上越市では中学生に平和の尊さを伝える担い手になってもらおうと、26年前から式典に生徒を派遣しています。去年とおととしは、コロナ禍で中止され今年は3年ぶりとなります。
出発式では、8人を代表して春日中学校3年の田原衣咲さんが「一人でも多くの友人や家族に平和の尊さと戦争の悲惨さを伝えられるよう広島で多くのことを見て聞いて感じてきたい」と決意を述べました。
一行は、記念式典に参列するほか、7日までの日程で、広島平和記念資料館を見学したり、託された折り鶴を「原爆の子の像」にたむけることになっています。
中学生からは「一番の楽しみは平和式典。いろいろな人の話をしっかり聞いて平和に生かしたい」「平和が当たり前でないことを学びたい」「77年前の事実を学び感じたことを多くに方に伝えたい。平和の誓い人々の思いを見てきたい」といった声が聞かれました。
生徒たちは、派遣から戻ったら広島での体験をレポートにまとめ、各学校や広報誌で紹介することにしています。
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