2022年08月03日 14:05更新
東京オリンピック、パラリンピックで上越市がドイツのホストタウンを務めたことにあわせ、市の国際交流員として活動していたディーツ・ヤニックさんが退任することになり、1日(月)に中川市長にあいさつしました。
退任するドイツ人のディーツ・ヤニックさん(30)です。ディーツさんは、東京オリンピック、パラリンピックで上越市がドイツのホストタウンに登録されたことを受け、2019年から3年間、市の国際交流員として活動してきました。
ドイツ体操チーム
任期中は合宿中の選手をサポートしたり、通訳を担当。市民むけの交流会や勉強会をひらくなどしてドイツ文化の発信に努めました。また、市内の小中学校を訪れてドイツの歴史や食文化を紹介し、子どもたちと積極的に交流してきました。
ディーツ・ヤニックさん
「3年間で市内30校48回訪問授業をした。子どもたちは好奇心旺盛で『なんでも気になる』のが素敵だと思う。日常生活のなかで小さな思いやりがたくさんあり、上越市は人が優しいなと感じていた」
1日は中川市長に退任を報告し、ドイツチーム合宿の思い出を話しました。
ディーツ・ヤニックさん
「(コロナ対策で)選手が外に出られない代わりに、お土産や漫画を買いに行った。一番難しかったのは『漢字が書いてある茶碗がほしい』と言われたこと」
また、青田川や日本酒が好きだと話し、すっかり上越ファンになったということです。
今後は兵庫県淡路島の民間企業に就職し、地方創生活動などに取り組む予定です。
最後にディーツさんは「上越市は第二のふるさと。これからも度々帰省して、夏の祭りなど遊びに行きたい。皆さんにまた会えるのを楽しみにしている」と話していました。
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