2022年07月28日 14:06更新
有機農業でコメ作りに取り組む現場を視察しようと、金子原二郎農林水産大臣が27日(水)に来越し、市内の農場2か所を見てまわりました。
金子大臣の視察は、国が示している環境にやさしい持続性の高い有機農業を推進する方針に基づいて行われました。
そのひとつ、上越市小泉にある内山農産は、23年前から有機農業によるコメ作りに取組んでいます。
有機農業では除草剤を使わないため、田んぼの雑草が増えることが最大の課題です。そのため、内山農産では3年前から東京のベンチャー企業と協力して、雑草を抑える自動ロボットを導入しました。
ロボットが田んぼの中を動き回ることで、水が濁って陽が当たらず雑草が生えにくくなります。
内山農産 代表取締役 内山博登さん
「田んぼ仕事はすべて回ると5日かかる。その間に雑草は元通りになる。その間ロボットが雑草を抑制。機械の力を借りながら有機米を高付加価値で販売できる」
金子原二郎 農林水産大臣
「今後積極的に有機農業を普及するには、いままでの政策では十分ではない。ここ(上越)が一番 有機農業で積極的に取り組んでいる。特に水田の場合は除草が大きな問題。除草を人の力でやるのは限界がある。機械化を進めていかなければならない」
金子大臣はこのほか、大潟ナショナルカントリーも視察しました。
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