2017年08月13日 15:33更新
8月17日から九州各地ではじまる全国中学校体育大会。上越市から出場する選手を紹介する。
陸上競技100mに出場する春日中学校の3年生、田原 蓮さん。
雨の日は校内で走り込み
7月に行われた県大会で優勝。全国大会に出場の条件になる標準タイム11秒20を切る、11秒13を記録し出場を決めた。
「県大会では足が痛く、100%の力が出せなかったが、優勝と全国大会出場を決めることが出来て良かった」
田原さんは、小学6年生の時に短距離をやっていた父親の影響で地元の陸上クラブ「上越はね馬クラブ」に所属し、陸上を始めた。持ち味は、長いストライドをいかし、後半で加速して競り勝つ走り。
6月に行われた地区大会では自己ベストの10秒79を記録した。
現在は県大会で痛めていた足の調子も回復し、全国に向けて課題であるスタートの練習に力を入れている。
目標にしている選手は、世界陸上に日本代表として出場したサニブラウン選手。高校時代から、世界で活躍する姿に刺激を受けたという。
田原さんが目指すのは2020年の東京オリンピック出場。もちろん全国大会での目標はただ一つ優勝だ。自己ベストを更新し10秒7台を出すことができれば上位入賞、そして優勝も夢ではない。
「今まで支えてくださった親やたくさんの人たちへ優勝という形で恩返しが出来たら」と話す。
指導する顧問の教諭は田原さんについて「ここぞという時に力が発揮できる選手。持ち前の伸びのある大きな走りで、全国でも力を発揮してほしい」とエールをおくる。
陸上競技は19日から熊本県ではじまる。100mの予選は21日、準決勝・決勝は22日に行われる。
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