2022年05月21日 14:58更新
真夏に幸せの青い花畑!
100万本のコスモスで知られる上越市下門前の関川右岸に、上越市立春日新田小学校の4年生が20日、ネモフィラのタネをまきました。花は7月下旬に100万本が咲く見込みです。
上越市下門前の関川右岸でネモフィラのタネをまいたのは、春日新田小の4年生です。
児童は同じ場所で毎年100万本のコスモスを咲かせる市民活動「リバーサイド夢物語」について授業で学びました。その中で、コスモスは23年前、河川敷の対岸にある新潟労災病院に入院する人を励まそうと咲かせたことを知り、児童に共感の気持ちが広がりました。
そして、自分たちにもできることはないかと、今回、秋のコスモスとは別に、夏に咲くネモフィラのタネをまくことになりました。
児童は河川敷にそって並び「リバーサイド夢物語」代表の塚越秋三さんといっしょに1粒2、3ミリほどのタネをまきました。
4年生
「もっと大変だと思っていたが想像していたより楽しかった」
河川敷では5ヘクタールに渡って、春は菜の花、秋はコスモスが咲き一面の花畑となります。
20日のタネまきで、夏、7月下旬には、ネモフィラの青い花が、コスモスと同じく100万本の規模で咲くということです。
「植えたあとにきれいな花が咲いて、みんなの笑顔を思い浮かべて活動」
「全部咲かせて地域の人たちを喜ばせたい」
「腰が痛くなったが楽しかった。また、やりたい」
リバーサイド夢物語 代表の塚越秋三さん
「ようやく23年間やってきて認知され、地域の景観も変わった。こういう美しい景色を見てもらえれば。長年取り組んでいる地域の魅力づくりを花を通して観光資源にできれば」
児童は今後、チラシなどを作って、花を見に来てもらう活動をすることにしています。
「リバーサイド夢物語」では、ネモフィラとあわせ、赤い花の「ストロベリー・キャンドル」を21日に植えることにしています。
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