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「直江津に商店街ない」発言 中川市長に質問書提出

2022年04月28日 18:18更新

上越市の中川市長が先週19日、本町商店街との懇談の場で「直江津に商店街はない」などと発言し波紋を呼んでいる問題で、上越市中心市街地活性化協議会のメンバーが28日(木)、中川市長に対して発言の真意を尋ねる質問書を手渡しました。市長は謝罪したうえで、後日回答するとしています。

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中川市長を訪ねたのは上越市中心市街地活性化協議会の山田知治会長と、髙山康生副会長、新井康祐副会長の3人です。 山田会長は市長の発言の真意がどこにあるか、また今後、中心市街地活性化にどう取り組むのかを尋ねる質問書を市長に手渡しました。

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市長は「私の発言は、いままで取り組んできた方々に誤解を与えるような軽薄なものがあった。それについてはお詫び申し上げたい」と謝罪した後、今後商店街に関わる人と信頼関係を結び、新しい時代の活性化に全力で取り組みたいとしたうえ、直江津の商店街については次のように話しました。

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中川市長
「発展に向けてゼロからスタートさせていける体制を整えたい。皆さんのご協力をお願いしたい。とにかく私も皆さんと信頼関係をつくるため尽力したい」

新井副会長
「市長の発言があまりにもストレートパンチすぎて非常に驚いている。直江津商店街は厳しい中でもみんなで頑張っていこうと思っている。これからも商店街を支援してほしい」

中川市長
「これからふるさと納税もある。これを若手ができる場所をつくっていかなければいけない」

新井副会長
「若手もだが年寄りもいる。年寄りも含めてみんなでやっていくようなことを考えてほしい。ずっと上越に住んでいる」

また、本町商店街をITビジネス街に転換するという市長の発言については次のようなやりとりがありました。 

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髙山副会長
「若手は年齢も近い中で言葉が先行したところもあると思うが、若いメンバーはある意味気づきをもらえた面も。柔軟な気持ちで受け止めている部分も多い」

中川市長
「今、世界の動きは激しく早い。そこについていかなければいけない。皆さんと協力してやらなければ」

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市長は質問状に対して、後日文書で回答するとともに、直江津商店街の関係者と日程を調整したうえ、直接話し合う場を設けたいとしています。

面会後、市長と協議会のメンバーが、それぞれメディアの取材に応じました。

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記者
「一連の発言は、市長自身の気持ちか、市としての見解を述べたのか?」

中川市長
「この考えを幹部と共有したことはない。私の考え」

記者
「現状、商店街がなくなってきている認識はあるのか?」

中川市長
「コロナで落ちていて、今の駅前商店街という意味では、一般市民の買い物の場としては適さなくなってきている。そういう意味では、生まれ変わって何か次の新しい生きる目を見つけなければいけない」

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記者
「直江津商店街の人からどんな反応が?」

新井副会長
「かなり電話がきた。怒りというより戸惑い。行政の一番の責任者が言った言葉としてはすごく重たく受け止めた。無くなるということが一番の危機感」

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記者
「市長の発言に対する受け止めは?」

山田会長
「きょうの話を聞くと、表現法の問題だったかなと。もう少し丁寧な言い方をしたほうが、伝わり方によって反応が変わってくる。言葉通りに受け取るとドキッとするが、それは後の説明次第。今後説明してもらえると思っている」

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