2022年04月20日 04:39更新
上越文化会館が去年7月に立ち上げた「上越シニア劇団」が地域住民による有意義な活動として評価され、全国公立文化施設協会による「地域コミュニティ創造・再生事業企画提案コンペティション」で入賞しました。
17日(日)は、劇団2年目の初稽古。上越文化会館の斉藤美代子館長が劇団員に受賞を報告し「この賞を取ったことは私たちにとって大きな励みになる。そしてみなさんの励みになると思う」と話しました。
賞を受けはことに劇団員は「入賞したと聞いて本当に嬉しいと思います。自分自身の体も健康に繋がるんじゃないかなって感じています」と受賞を喜びました。
表彰では、住民が主体的に表現活動に参加している点が評価されました。
上越シニア劇団は去年発足しました。上越市と妙高市のシニア10人でスタート。1年の稽古を経て、今年3月に上越市民演劇祭で初舞台を踏みました。
この日は新たなメンバーを迎え発声や歌を練習しました。中には上越市の前の市長、村山秀幸さんの姿もありました。
村山前市長「館長先生に私が市長の時に上越に劇団があったらいいなって話をずいぶんしました今日は初日ですけどこれだけハードなことがなされるっていうのは驚きました。中途半端な気持ちじゃダメだ」と思ったと話しました。
最後に館長の斎藤さんは。「シニアの皆さんが元気に日常生活を送ったり、舞台芸術に対する関心が高くなったり、参加する喜びを感じてもらえるようなもの作りをしていきたい」と今後についてこのように語りました。
シニア劇団は、今年11月の市民音楽劇での舞台を目指して、稽古を重ねていきます
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