2022年03月24日 15:04更新
佐渡市相川中京町の「ぎゃらりー和(なごみ)」では、例年「佐渡國相川ひなまつり」の開催に合わせて雛人形を飾るなど地域を盛り上げてきました。
今年は新型コロナウイルスの影響で大々的にイベントは開催されませんでしたが、相川を訪れた人に少しでもひな祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと、ひな人形とぎゃらりー和で開催されている手芸教室の作品をあわせて展示しています。
会場には、可愛らしい編み物やパッチワーク、刺し子など手芸教室の会員による作品およそ100点が並び、訪れた人の目を楽しませています。
手芸教室に通い始めてまだ5か月だという田屋恵美子さんは「今回は刺し子に挑戦してみた。教室のみなさんと色々なことに取り組めて楽しい」と笑顔で話していました。
こちらは、教室の講師を務める岩﨑郁代さんが製作したクロスステッチ刺繡の作品です。完成までに半年かかったそうで、まるで写真のように見えるほど緻密で美しい仕上がりです。
岩﨑さんは「おひなさまと手しごと作品を見ながら春を感じてもらえれば良い。教室のみなさんがそれぞれの技術に合わせて作品を作るのは楽しいことで、多くの人に見てもらうことでお互いに刺激になってもらえたら嬉しい」と話します。
さらに、江戸・昭和などから伝わるひな人形や今では珍しい平安時代の京都の寝殿を模した「御殿雛」も並び、ギャラリーを華やかに彩ります。
会場内には、小さなおひなさまがたくさん隠れているので、和やかな空間を楽しみながら見つけてみてください。
ぎゃらりー和のひな人形・手しごと作品展
■開催:3月27日(日)まで
■時間:午前10時~午後4時
■定休日:展示期間に限り定休日無し
佐渡テレビジョン
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