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矢代地区で米作り 附属小児童が売上金を寄付

2022年03月16日 11:44更新

里山まるごと体験は一生の宝物!

妙高市の矢代地区で、米作りに取組んだ上越教育大学附属小学校の5年生が14日、指導を受けた農家に感謝しようと、米の売上金を地域の古民家カフェに寄付しました。

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寄付をしたのは附属小学校の5年生34人です。児童は去年春から、妙高市矢代地区に通って米作りを体験したり、農業用水の役割などを学んできました。また、地元住民が運営する古民家カフェでは、児童のアイデアをもとに新しいメニューを作ってもらうなど、地域全体と交流を重ねました。

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14日は米作りを教わった住民と古民家カフェのスタッフを学校へ招き、児童が寄せ書きした感謝状を手渡しました。

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この後、児童が育てて収穫した「矢代米」を高田の朝市で販売したことや、学校の給食で米を味わったことなどを発表しました。中には、矢代の自然の豊かさに感動した発表もありました。

児童
「小川が透明でキラキラしていた。手を入れると気持ちよかった」 

そして最後に、児童からサプライズが……。

児童
「矢代米を朝市で売りました。その売上金です」

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受け取った古民家カフェ矢代 清水泰男 店長
「雪解けを待ってカフェに新しい看板を作りたい。みなさん春になったら看板を見に矢代に来てほしい」

児童
「案内してもらったり、教えてもらうなどして感謝している」
「初めてモノ(コメ)を売ったので、それが一番印象に残っている」
「これからも矢代に通って関係を途絶えないようにしたい」

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米作りを指導した 小島定司さん
「(活動)一旦終わるが 6年生になっても学んだことを生かしてほしい」

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この日は、児童の1年間の活動の成果をまとめた文集「矢代のたより」も贈られました。

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