2022年03月07日 15:10更新

佐渡看護専門学校で4日（金）に卒業式が行われ、19期生27人の卒業生が思い出の学びやから巣立ち看護の道へと第一歩を踏み出しました。

今年の佐渡看護専門学校の卒業式は、昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染対策として保護者や来賓の出席を控え内容や時間も縮小した形で行われました。

式では佐藤 賢治学校長より卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。

あいさつで佐藤学校長は「プロの道は研鑽の道。向上心を持ち続けいつか成長した姿を見せに来てください」と卒業生を激励しました。

皆勤賞3人の代表として角坂有女さん、清掃などの地域ボランティアを自ら企画して行ったとして地域貢献賞を受賞した５人を代表して後藤希和子さんが表彰を受けました。

在校生を代表し2年生の市嶋凛さんが送辞に立ち「寒い日も暑い日も朝早くから実習へ向かう先輩たちの姿はとても大きく見え私たちの憧れでした。共に学べたことに感謝します」と言葉を送りました。

これを受け卒業生代表の立川凛花さんが「くじけそうなときはここで過ごした学校生活とかけがえのない仲間を思い出し、一歩ずつ進んでいきましょう」と答辞を述べました。

式の最後に花束が贈られると卒業生は涙を見せながら式場を後にしました。

卒業生は「コロナ禍で不安もあったが卒業できてよかった。話しかけられやすく、いい意味で気の使われないような看護師になりたい」と決意を新たにしていました。

今年卒業を迎えた27人のうち就職予定者が24人、進学が1人で、そのうち16人が島内の医療機関で働くということです。

佐渡テレビジョン