2022年03月04日 18:44更新
上越市のホテルハイマートが製造販売する駅弁「にしんめし」が、JR東日本のコンテストで総合2位の「駅弁副将軍」に選ばれました。
駅弁副将軍に輝いた「にしんめし」です。大ぶりなニシンの甘露煮とカズノコが、昆布だしで炊いたごはんと錦糸卵の上に乗っています。かつて、直江津地域でおなじみだった味を再現しました。
ホテルハイマートの山崎敬一社長は「私も小さいころ食べたが、当時食べた人に試食してもらい『これだ!』という味に持っていくのに苦労した。直江津の味、上越の味と認知してもらった。『やった』という感じ」と喜びを表していました。
コンテストは「駅弁味の陣」と題して、JR東日本管内での駅弁ナンバーワンを毎年選んでいます。今回は67品がエントリーし、実際に駅弁を購入した人などから3万6454票が寄せられました。
4日は、JR東日本事業創造本部の市原康史次長がホテルハイマートを訪れ、山崎敬一社長に表彰状を手渡しました。
JR東日本市原次長は「にしんめしは地の素材を活用し、日ごろの工夫や商品づくりのたゆまぬ努力が実ったもの。力が発揮された」と評価していました。
ホテルハイマートの駅弁はこれまでに「鱈めし」と「さけめし」が最高賞の駅弁大将軍に、「磯の漁火」が駅弁副将軍に輝いています。
山崎社長は「コロナ禍でホテル業界はたいへん厳しいが、これからも新しい挑戦を続けたい」と次回作に意欲を見せていました。
にしんめしは税込み1200円。1日20個生産され、ハイマートと東京駅で販売されています。売り切れ次第販売終了となりますが、ハイマートでは電話での予約販売も受け付けています。
■問い合わせ:ホテルハイマート025-543-3151
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.