2022年03月01日 16:59更新
妙高市長森にある競輪場外車券売場「サテライト妙高」が4月1日から休止することになりました。コロナ禍などによる売り上げの減少が理由です。
これは28日に開かれた妙高市議会全員協議会で明らかになりました。
「サテライト妙高」は、全国の競輪レースの車券を販売する施設として、17年前の平成17年にオープンしました。運営しているのは妙高市、競輪場のある東京都立川市、公益財団法人JKA東日本地区本部でつくる協議会です。
「サテライト妙高」の売り上げは、平成20年度の19億円あまりをピークに年々減少していました。特に令和元年度以降に大きく落ち込みました。理由は、新型コロナの影響やインターネットで車券が買えるようになったこと。さらに利用者の半分以上を長野県民が占める中、長野県千曲市にもサテライトができたことです。
このため、今年度の売り上げは過去最低の5億円にとどまり、妙高市の収入はおよそ2000万円、管理費もほぼ同額になる見込みです。休止は4月1日からで、再開は未定だということです。
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