2022年02月27日 17:00更新
現在の高田城址公園内に、かつて存在した高田城の様子を復元した大型模型が、高田城址公園オーレンプラザで展示されています。
大型模型の展示は、高田城の復元を目指して活動している市民団体「高田城復元ネットワーク」が行いました。
模型は50分の1のスケールで、すでに復元されている高田城の三重櫓と極楽橋とともに、現在の附属中学校のあたりに存在した本丸御殿(ほんまるごてん)へとつながる、桝形門(ますがたもん)など、その周辺の本来の姿が再現されています。
高田城復元ネットワークの吉田昌和会長は「極楽橋を渡った、多聞櫓(たもんやぐら)と、この一帯の桝形門(ますがたもん)を、まず整備していきたいと考えている。我が高田には、江戸城、大阪城に次ぐ、3番目の規模のこんな立派な城があったんだということを誇りに感じてほしい」と話していました。
また、模型を見に来た人は「図面よりも、立体的に見られるので分かりやすい。公園の環境整備のボランティアをしている。復元されれば、少しでも多くの観光客が通年で来てくれると思う。1日でも早く復元できれば」と話していました。
このほか会場では1614年、慶長19年の築城から明治41年に陸軍第13師団が入城した直後までの城下町の変貌の資料がパネルで展示され、訪れた人たちが興味深く見入っていました。
復元模型とパネルの展示は、高田公園オーレンプラザで3月4日(金)まで行われています。
今回の展示を行った、高田城復元ネットワークでは、動画サイトYouTubeで高田城の見どころを紹介する動画も公開しています。
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