2022年01月20日 15:29更新
大寒の恒例行事、かんずりの雪さらしが20日から始まりました。
雪にさらすのは妙高市特産、かんずりの原料にするトウガラシです。長さは20センチほど。秋に塩漬けしたものを、3日から4日ほど雪にさらします。こうすることで、トウガラシの苦みやアクが抜けるということです。
この日さらしたのはおよそ700キロです。雪にさらしたトウガラシは糀、ゆず、塩と混ぜて発酵させます。完成は3年後です。
かんずり 東條昭人 社長
「(雪にさらすことで)よく甘くなったと言われ、アクが抜けた分、食べやすい香辛料になる。この地域の食文化として(かんずり)残したいという思いと、幅広く多くの世代に知ってもらい使ってもらいたい」
雪にさらすトウガラシはおよそ2.5トン、作業は2月末まで続きます。
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