2022年01月20日 16:15更新
小中学生が描いた「明るい選挙啓発ポスター・標語コンクール」の応募作品展が、上越市本町5丁目のミュゼ・雪小町で開かれています。
このコンクールは、将来有権者となる児童・生徒に、選挙や政治に興味を持ってもらおうと、上越市選挙管理委員会などが毎年開いています。
今回は、市内の小中学校40校からポスター40点、標語145点の応募がありました。
作品の多くは、大切な一票を無駄にしないよう投票を呼び掛ける内容となっています。
これは上越教育大学附属小学校6年、瀧川結理さんの作品です。ポスターには「あなたの一票が街をかえる」と書かれています。
この作品は優秀と認められ県の審査対象にもなり、佳作を受賞しました。
選挙権は、2016年から18歳に引き下げられました。去年10月に行われた衆議院議員選挙では上越市の18歳の投票率は、およそ58%でしたが、19歳はそれより低い33%でした。その主な理由は、進学や就職で地元を離れるためとみられ、全国的な傾向ということです。
市選挙管理委員会は、これまでに投票率向上の対策として、小中学校で9回にわたって出前授業を行いました。また、18歳を迎えた市民に「バースデーカード」を送り投票を呼び掛けています。
「明るい選挙啓発ポスター・標語コンクール」巡回展はミュゼ雪小町で23日(日)まで開かれた後、来週25日(火)からは2月末までに市内13区で順次開催されます。
今年予定されている選挙は、任期満了に伴う新潟県知事選挙が5月、参議院議員選挙が7月頃となっています。
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