2022年01月12日 18:04更新
妙高市在住の70代の男性が特殊詐欺被害にあい、現金620万円をだまし取られたことがわかりました。警察は12日に被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査を進めています。
妙高警察署によりますと、去年12月17日、男性のスマートフォンに「ご利用料金のお支払いの確認が取れていません」などと、金融会社を名乗るメールが届いたということです。男性が指定された番号に電話を掛けたところ、
「あなたの電話番号が詐欺事件で使われている」
「電話機の具合が悪いのでサポートセンターに作業してもらう必要がある。手数料や作業料がかかる」
「あなたも詐欺の加害者になっており、損害賠償請求を起こされる。サイバー保険に入れば返金できる」などと話しがあったそうです。
男性は信じ込み、12月28日までの間に計8回にわたって、620万円をATMから複数の金融機関の口座に振り込んだということです。
その後、相手と連絡が取れなくなり、不審に思って警察に相談し、詐欺に気が付きました。
妙高警察署管内では、今年に入って初めての特殊詐欺被害です。
警察では「金銭を要求する話は詐欺だと疑い、すぐに家族や警察に連絡してほしい」と注意を呼び掛けています。
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