2022年01月06日 17:27更新

上越保健所管内で感染性胃腸炎の流行が続いています。

先月26日までの1週間に発生した患者数は1医療機関あたり37人で、前の週よりも減る傾向にありますが、いまだに警報基準の20人を越えていることから、保健所では引き続き警報を発令して注意を呼び掛けています。

上越保健所によりますと、感染性胃腸炎の症状で先月26日までの1週間に、上越市・妙高市の定点医療機関を受診した人の数は222人で、平均37人でした。前の週よりもおよそ7人減りましたが依然として国の警報基準「20人」を越えています。

また、上越市と妙高市にある児童福祉施設では7か所で集団発生が報告されました。管内には引き続き警報が発令されています。

上越保健所は、調理や食事の前には、石けんを使った十分な手洗いが必要としたうえ、感染性胃腸炎の症状で、おう吐や排せつがあった場合の処理は、かならず、手袋、マスク、エプロンをつけて行うよう呼び掛けています。