2021年12月10日 15:49更新
NHK大河ドラマ「青天を衝け!」にも登場する上越の偉人で、前島密が卒業した上越市立戸野目小学校の6年生が10日、前島記念館を訪れ郵便の父、密の業績について学びました。
前島密は戸野目小学校の校区内に生まれ、生家跡地には前島記念館が建っています。10 日は6 年生18人が記念館を訪ね、利根川文男館長から密の業績について学びました。
密は日本で初めての郵政事業を起こし、2年間で全国に3000の郵便局を展開しました。また、直江津と新潟を結ぶ北越鉄道を開通させるなど、日本の近代化に大きく貢献しました。
このほか、母親への直筆の手紙や明治時代の偉人との交流など、密の人柄が伝わる資料を見学しました。
この後、児童は隣にある前島記念池部郵便局を訪ね、郵便局の仕事について話を聞きました。
前島記念池部郵便局の瀧澤巧局長
「(受付で)口座を作ったり貯金や送金、他にもお金に関する相談をしている。この郵便の仕組みの基礎を作ったのが密。1円切手にもなっている。郵便や郵便切手の用語も密さんが考案。生まれたのがそこ。すごい人が近くに」
児童
「(前島密は)優しい人で真面目なところがすごく良い。地域の偉人なので、これからも覚えておきたい」
「前島記念池部郵便局は池部の人や地域の人に愛されていると思いました」
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