2021年12月08日 16:25更新
アフターコロナの新しい観光企画として、小中高生の修学旅行を呼び込もうと、妙高市はSDGsをテーマにした体験学習ツアーを来年度から実施する方針です。その実現にむけた試験的な取組みとして7日、妙高市立妙高高原中学校の2年生を対象にしたモニターツアーをが行われました。
モニターツアーには、妙高高原中の年生28人が参加して、市内の農業法人「米ファーム斐太」を訪ねました。
学習のテーマはSDGsです。生徒は前もってコメ作りや飢餓について学んでいます。7日は農場の現場で、食料を将来に渡って供給するための取組みを見学しました。
続いて、市内にあるJAえちご上越のカントリーエレベーターを訪れ、米を保存する仕組みについて、説明を受けました。
生徒「食料に関してSDGsのことがある。農作物を作ってくれる、食事を作ってくれる人に感謝し、残さずたべるよう意識したい」
生徒は、コメ作りが終わって冬の農閑期に取組む農業の様子を見学しました。
生徒「(SDGsについて)冬は米作りができない。寒さを生かした作物の栽培がすごい」
妙高市は今回のモニターツアーをふまえて、小中高生の修学旅行を呼びこむ体験学習型ツアーの実施に生かしていくことにしています。
それによって、経済活性化とコロナ対策を両立させる「妙高モデル」につなげたい考えです。
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