2021年12月07日 15:55更新
上越市内の和菓子職人が、障がい者福祉施設「かなやの里更生園」の利用者にクリスマス仕立ての和菓子をプレゼントしました。
和菓子をプレゼントしたのは、上越市内の和菓子店でつくる「東和会 高田支部」に所属する8店舗です。支部長を務める笹川菓子店の笹川弘文さんが7日にかなやの里を訪れ、クリスマス仕立ての和菓子320個を手渡しました。
そのうち笹川菓子店は、クリスマスツリーに見立てた「きんとん」を作りました。そぼろ状にした羊羹に、練りきりで星や飾りが付いています。
笹川さん
「職人は工場にこもって仕事をしている。作ったものを見てもらい、にこにこと待ちわびている姿は励みになる」
東和会では毎年この時期、施設の利用者の前で和菓子作りを実演していましたが、コロナ禍で去年に続き実演は中止されました。
笹川さん
「自分の親の代から続いている行事。実演はできないが、つなげていくためにこの形をとった。長く続けて、来年もまた持ってきたい」
上越福祉会 藤井顕順 統括園長
「すっかり毎年の恒例行事になり、利用者もみんな楽しみにしている。さっそくお昼にいただきたい」
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