2021年11月30日 18:34更新
仕事と観光レジャーを両立するワーケーションに役立ててもらおうと、妙高市が軽トラックを利用して作った移動型オフィスの貸出し実験が30日(水)に終了し、およそ11か月間に21組の利用があったことが分かりました。
妙高市は、モバイルワークステーションと題して、軽トラックを利用した移動型オフィスの貸出し実験を、ことし1月からきょうまでの11か月間、行いました。そのねらいは、都会で仕事をしている人に妙高高原などで仕事と観光レジャーを楽しんでもらい、ワーケーションを通じた関係人口を増やすことです。
移動オフィスは、軽トラックの荷台にデスクやソファなどを載せたもので、どこでも仕事ができます。
市によりますと、実験の結果、首都圏などから21組の利用がありました。利用した人からはコロナ禍のテレワークとして、好きな場所で仕事ができて良かったという声やスキー場などに持ち込み、仕事の合間にレジャーを楽しめたという声が寄せられました。
市では、仕事以外の自由な使い方を提案すれば、もっと利用が増えたのではないかとみています。今後は、実験結果をふまえて、次の取り組みを検討するということです。
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