2021年11月19日 17:00更新
障がいのある人が描いた絵やイラストの作品展「ぼくらのアール・ブリュット」が、上越市の無印良品直江津で19日から始まりました。
アール・ブリュットはフランス語で「磨かれていない芸術」という意味です。障がいのある人たちが独自の感性で描いた絵などを指します。上越市での展示会は今年が5回目で、初めて商業施設での開催となりました。
ぼくらのアール・ブリュット実行委員会 馬場友恵さん
「ポップで元気の良い作品が多いので、店の中に飛び出す感じで展示している。店の中(無印)にも展示しているので探してほしい」
会場には上越市、妙高市、柏崎市で活動する9人と、上越市にある3つの就労施設の利用者などの作品が展示されています。
これは上越市の坂井亮円さんが、虹をテーマに作った「さをり織り」です。坂井さんが感じたままに糸と布を織ったということです。
坂井亮円さん
「織物の先生と妙高で会って(始めた)。今も「さをり織り」を続けている。虹も色々あって同じ作品はひとつもない」
このほか、アール・ブリュットの作品を瓶のラベルにした日本酒も販売されています。
ぼくらのアール・ブリュット実行委員会 石塚香菜さん
「いろんな発見があるのでぜひ見てほしい。ハッピーな気持ちになれると思うので足を運んでほしい 」
「ぼくらのアール・ブリュット」は今月23日(火・祝)まで無印良品直江津にある「Open MUJI」で開かれています。
合わせてアール・ブリュットの作品をもとに、高田ロータリークラブが制作したTシャツやトートバッグなども販売されています。
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