2021年11月14日 19:16更新
上越市内で古典芸能や合唱など文化活動を行う団体が一同に出演する上越まるごと文化祭がきょう14日、上越文化会館で初めて行われました。発表のあとには団体同士の交流会も開かれそれぞれの活動内容や今後の方針などを発表しあいました。
これは、様々な文化や芸術に触れてもらおうと、ことし初めて開かれ、民謡や合唱、ダンスやよさこい、マジックなど多彩なジャンルの14団体が出演しました。
発表後には各団体の代表者が集まり、交流会も開かれました。会では地域活性化と、担い手不足解消の2つのテーマでそれぞれ意見を出し合いました。
そのうち担い手不足について特に民謡や古典芸能、民俗芸能などでメンバーの高齢化、次世代の加入が少ないなどの意見があがりました。 こうした担い手不足を解消するために小学校や中学校での披露や講習を行っている団体もいました。
よさこいの活動をしている団体は「クラスのまとまりが出るなど評判で毎年講習に行く。運動会のダンスに取り入れてもらったりしている。」と紹介しました。
最後に上越市への要望をまとめ、「総合学習で取り入れてほしい」「今回みたいな披露の場を設けてほしい」などがあがりました。
上越市文化振興課の串橋祥子課長は「できればこの事業を続けていきたい。少なくても来年も続けることでスキルアップにもつながる。それが市全体の文化推進にもつながっていけるようにしたい。」と話していました。
上越まるごと文化祭の様子は12月12日からJCVスペシャルで放送します。お楽しみに。
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