2021年11月04日 18:00更新
上越市立春日新田小学校で、4年生が自分たちで危険な場所を調べた手作りハザードマップを完成させました。
それを通して、大雨で洪水が起きたとき、学校周辺のほとんどが浸水する可能性が高いことを知りました。
これが4年生の作ったハザードマップです。
春日新田小学校の校区はそのほとんどが洪水で浸水する可能性が高いとされています。
児童は、先月から川の防災をテーマに学んでいて、実際に校区内を歩いて洪水で
危ない場所を調べました。
この日は、そのまとめとして、用水路やフタの無い溝、水のたまりやすい低い田んぼなどを、マップに書き込みました。
児童
「危険な場所が広くあることがわかった」
「危険な場所は低いところやフタがない溝。洪水がきたら、口の高さまで水が来ることがわかって怖い」
上越教育大学 山縣耕太郎教授
「自分が住んでいる周りにどういう危険な場所があるのかを知ることができたと思います。いざという時に、子どもは素直に行動するので、それが家族を救ったりすることもあります。家族一緒に災害の危険性を確認したり、共有してほしい」
児童
「春日新田小学校の体育館が避難所とは知らなかった。(いざという時は)落ち着いて避難所に向かおうと思います」
「浸水が始まったら動かずに、家の高いところに行こうと思います。授業で習ったことを家族に話したい。自分が大人になったら、子どもや親せきに伝えたい」
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