2021年11月05日 16:53更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」で10月後半に放送した「ぶらり上越旅♪～後編～」では上越・妙高発祥の地を巡りました。その中で訪れた赤倉温泉の遠間旅館をご紹介します。※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員の見逃し視聴でご覧いただけます。

【癒し温泉の宿　遠間旅館】

200年以上の歴史を誇る名湯「赤倉温泉」。江戸時代の開湯以来、泉質の良さと自然豊かな環境から、 多くの人たちに愛されている温泉です。また、2002年に地域を盛り上げようと赤倉の人たちを限定に始まった温泉ソムリエ発祥の地でもあります。

温泉ソムリエの家元、遠間和弘さんが営む「遠間旅館」です。

部屋から四季折々の妙高山が一望できるのが魅力の温泉宿で、温泉は源泉100％の天然温泉。 無加水、無加温、無循環で、まさに生まれたての温泉です。

温泉ソムリエ　遠間和弘さん

遠間和弘さんは、これまでに全国1000か所以上の温泉に入り、 温泉の楽しみ方を知り尽くした温泉界のレジェンドです。

遠間和弘さん
「ここ赤倉は、いい温泉がたくさんありますが、特に色が鮮やかなわけでもなく、独特の香りがするわけでもなく、でも毎日入っても飽きのこない温泉と言えます。正しい情報をお客様にお伝えすることで、お客様へのサービスにつながるんじゃないか？と思い、温泉の魅力と、赤倉温泉のつかり方、そのサービスのために私が知識を身につけたのが、温泉ソムリエの発祥なのです」

やがて噂は全国に広がり受講希望者が殺到したといいます。現在は、認定者が全国に2万人を数えるほどの規模にまでなりました。

ステップアップライセンス認定証

「もっと温泉のことを知りたい！」という人にはステップアップセミナーという上級講座も用意されていて学習状況にあわせていくつかのグレードが設けられています。

続いて、人気スポットの足湯をご紹介。

熊の寝転び湯

遠間旅館から徒歩4分程の距離にある、「熊の寝転び湯」。赤倉温泉は美肌の湯として知られていますが、切り傷や自律神経失調症などの心的疾患の改善にも効果が期待できます。そして源泉のある妙高山、北地獄谷から温泉街に湯を引くと48度ほど、浴槽に注がれると42度ほどのいい湯加減になります。これが奇跡の温泉と言われる理由です。また、源泉温度が25度以上あると地中成分が溶け出しやすくなるため、体に効果の期待できる温泉として認定されます。

癒し温泉の宿　遠間旅館
■場所：妙高市赤倉34-2
■問合せ：0255-87-2028