2021年10月05日 15:50更新

越後･謙信SAKEまつりは、今月23日（土）と24日（日）の本祭で、物販だけでなく、条件付きで試飲ができる方向で開催することになりました。ただし、県の警報解除が前提で、入場を制限した入れ替え制になります。

5日（火）記者会見の様子

越後･謙信SAKEまつり2021は、従来の形を縮小する形で今月23日（土）と24日（日）に開かれます。会場は、一昨年までの本町商店街ではなく、仲町にある百年料亭・宇喜世の駐車場に変更されます。

出店は地元の蔵元などおよそ40店、例年の半分に縮小されます。これまで人気の高かった試飲については専用エリアを設け、16銘柄の地酒を味わえるようにします。ただし1回100人の入場制限をかけ、時間は90分。それを1日3回入れ替えます。参加費は2000円で、事前の申し込みが必要です。なお、会場に飲食ブースはありますが、すべてテイクアウトとなります。

過去のまつりの様子

一方、実行委員会は、コロナの感染状況によって開催内容を見直す方針です。今月9日から22日までに県の「特別警報」が発令された場合は、まつりそのものを中止します。

また、現在発令中の「警報」が継続し、解除されない場合は試飲を中止し、物販だけの開催とします。

 実行委員長の竹田成典さんは「去年はまったくできなかった。今年はぜひやりたい。とにかく試飲をやりたい。少し小さくなったが、少しでも日本酒ファンに楽しんでいただけるものを提供したい。上越の酒蔵の底力を見せたい」と話しています。

このほか、今月23日（土）からの1か月間は、SAKEまつり月間として、クーポン券付きの日本酒に合うメニューが本町と仲町の飲食店で提供されます。

また14の酒蔵の日本酒をブレンドした「総がかり」というオリジナルの酒3000本を上越市と妙高市の酒店で限定販売することにしています。

試飲の申し込みやまつりの内容については近く、公式ホームページで案内することにしています。