2021年08月27日 17:42更新
おととい25日、上越市板倉区針の県道で自転車に乗っていた71歳の女性が車にはねられ死亡しました。上越警察署管内では今年初めて高齢者が犠牲となりました。こうした中、27日、警察などが針地区を回って、事故の防止を呼びかけました。
おととい25日の朝、上越市板倉区針にあるT字路の交差点で軽自動車が自転車をはねる事故があり、自転車に乗っていた近所の71歳の女性が亡くなりました。交差点に信号はありませんでした。
上越警察署によりますと、今年、管内の交通事故による死亡者はこれが2人目で、高齢者が犠牲になったのは今年初めてです。事故を受け、上越警察署や交通安全協会など12人が針地区100世帯を回り、チラシや反射材を配って注意を呼びかけました。
また、ことし管内で起きた人身事故は115件、ケガ人は122人で、去年の同じ時期より増加傾向にあります。
上越警察署交通課の牛嶋眞課長は「人身事故全体の46%が高齢者事故。自転車でも歩行者でも自宅近くで被害に遭うことが多い。また信号機のない交差点で事故に遭う高齢者が多い。気をつけてほしい」と話しています。
警察では来月3日まで緊急シルバーゾーン対策を実施し、来月2日に板倉区内のスーパーで注意を呼び掛けるほか、期間中は取り締まりを強化することにしています。
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