2021年07月03日 17:38更新

新型コロナウイルスワクチンの職域接種が3日から上越市の大規模接種センター、ユートピアくびき希望館ではじまりました。市によりますと、初日は1783人の申し込みがあり、目立った混乱もなく無事に終了しました。

会場では県立、国立病院の医師4人、打ち手の看護師6人のほか、中央病院の元看護師などが配置され接種作業にあたりました。ワクチンはモデルナ製です。

初日は目立った混乱もなく、午後5時までに事前に申し込みがあった1783人のうち1680人が接種を終えました。 

新潟県福祉保健部 感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は「会場内は順調に段取りよく進んだ。受けられる方もなるべくTシャツできてもらっているので腕を出しやすく、接種時間は1人あたり1分程度で進められた。接種後15分程度経過観察を行うホール内も混雑することなく、スムーズだった」とふり返っていました。

接種を終えた人
60代男性（製造業）は「こんな早く打てるとは思わなかった。痛みもない。2回目がちょっと気がかり」
50代女性（社会福祉協議会職員）「特に何も変わりなく、ほとんど痛みがない。接種できるのはもう少し先かなと思っていたのでこのタイミングで打ててよかったと思う」
40代男性（自営業）「取引先が一緒に受けようと言ってくれて接種。痛みはなく、会場内もスムーズだった。いずれ受けなきゃいけないと思っていたからタイミングよく受けられて良かった」

星名課長は「今後も、上越市の会場は1日に1000～3000人、平均2000人で進んでいく。県内全体の接種がスムーズに進むように取り組んでいきたい」と話しています。

また、駐車場の誘導にあたっているスタッフによりますと、接種がはじまる午前9時に少し混雑が見られたものの、その後は渋滞になることもなく、スムーズに駐車ができる状態だったということです。