2021年05月19日 18:35更新
上越市立直江津中学校の伝統行事「がんばり行軍」が19日おこなわれ、全校生徒が小雨の中、郷津から糸魚川市や名立区までを自分の足で往復しました。
スタートの郷津海岸
「がんばり行軍」は直江津中学校で70年以上続く伝統行事です。生徒は仲間と励ましあって、長い距離を歩き通します。
コースは2つです。郷津海岸を学年ごとにスタートして、糸魚川市筒石までを往復する42キロに36人、名立区までを往復する32キロに319人が挑戦しました。
行軍はスピードは競わず、歩いても走っても自由です。体調不良などで棄権した場合は、車が拾うことになっています。
3年生の女子2人組みは「いい感じ。大丈夫。友だちがいるから」とマイペースで足を進めていました。
ゴールの直江津中学校に1番乗りしたのは、42キロコースが3年生の丸田祈平さんです。タイムは3時間20分。
丸田さん
「疲れても頑張って走りました。一緒に走ってくれたみんなや、地域の人の応援で元気もらった。(これから)色々な事をあきらめず最後まで挑戦したい」
一方、32キロコースの1番は3年生の白川太一さんでした。タイムは2時間42分。
白川さん
「先生が応援してくれて最後まで頑張れた。最初は速く戻れたらいいと……でも最後はいけるかと(1位)とれてよかった」
1番の2人は、ともに去年の記録を上回りました。
がんばり行軍のスタートは朝8時。ゴールを閉じた午後3時30分までに完歩したのは、参加者の9割以上、328人でした。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.