2021年04月11日 07:02更新
郷土のお宝を支えよう!
上越市の文化財で、三和区にある古民家「林富永邸」を維持・保存するサポーターズクラブ「がんばれ!林くん」が発足し、メンバーを集しています。
サポーターズクラブ「がんばれ!林くん」を立ち上げたのは、林富永邸がある神田地区などの有志15人です。今月1日に発足し、現在メンバーを募集中です。
林富永邸は、138年前の明治16年に建てられた屋敷で、上越市の文化財です。建物の内部は当時の風情のままで著名人による書も残されています。
また、水琴窟があるほか、苔の広がる庭ではくびきの山々を借景に新緑や紅葉を楽しめます。
屋敷をめぐっては、これまでにも保存会がありましたが、高齢化と会員減少で今年3月、解散しています。
そうした中、新たなサポーターズクラブでは、より幅広く賛同者を集めて、活動の輪を広げることにしています。
林富永邸では毎週金・土・日などにカフェが営業していることもあり、代表の金谷さんは気軽に建物を見て、その価値を知ってもらいたいと話します。
「100年200年維持しなければならないが、我々だけではまかないきれない。ぜひ若い方からも参加いただいてこの建物を保存していただければ幸いです」とPRしています。
「がんばれ!林くん」の主な活動は屋敷の清掃や公開イベントの案内役、庭木の冬囲いを予定しています。
支援金は、個人が一口1,000円、法人は一口1万円からです。特典としてカフェのスイーツやドリンクのサービス券がもらえます。
「林富永邸サポーターズクラブがんばれ!林くん」
■問い合わせ:事務局 025-532-2602
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