2021年03月29日 16:12更新

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高田城址公園のサクラが29日、開花宣言されました。今年は平年より10日早く去年より2日遅く、史上2番目に早い開花です。観桜会は今週1日（木）からです。

開花は、きょう昼まえ、調査木である樹齢100年以上のソメイヨシノに、6つ以上の花が咲いているのを、市民団体エコ・グリーンと上越観光コンベンション協会が確認し、宣言されました。

平年より10日早く去年より2日遅く、史上2番目に早い開花です。

エコ・グリーンの鈴木敏男代表は「昨日の南風と夜間も暖かく（開花につながった）。雪の被害で枝折れもあったが先週までに立派に手入れしていただいた。今年も変わらず立派な桜になると思うのでぜひ見に来て欲しい」と話しています。

サクラはきょう現在一分咲きということですが、多くの枝で次々と開花しています。

高田の29日の日中の最高気温は21.9度で5月中旬ころの陽気となりました。公園では、調査木より早く開花した木もあり、家族連れなどが「高田の春」を楽しんでいました。

高田城址公園の観桜会は今週4月1日木曜日に始まります。日本気象協会によりますと、満開は4月3日土曜日の予想となっています。

上越観光コンベンション協会の西條健一さんは「コロナ禍の状況なのでいつもの観桜会とは違うが、感染症対策はしっかりやって開催しようと考えている。来場する皆様も気をつけて、静かな観桜会をたのしんでほしい」と話しています。

一気に開花が進んでいますが、上越観光コンベンション協会によりますと観桜会の会期を前倒しすることはなくぼんぼりの点灯やライトアップは予定どおり4月1日からおこなうということです。