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妙高市 ガス事業を民間事業者へ譲渡 運用は令和4年4月から

2021年03月26日 18:37更新

妙高市のガス事業が、令和4年4月から民間の事業者に譲渡されることになりました。あわせて、上下水道事業の一部が民間に委託されます。市では、民間への譲渡・委託により、より安定したサービスの提供とコストの削減につながるとしています。

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妙高市は人口減少によって公共料金が減収となる一方、施設の維持管理費が増えるとみて、ガス事業を民間の事業者に譲渡、上下水道事業については管理業務などの一部を委託することにしました。事業は「JFEエンジニアリング」、「北陸ガス」、「国際石油開発帝石」の3社が設立する新会社に譲渡委託します。

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26日は、妙高市と3社が譲渡・委託についての基本協定を結びました。実際の運用は令和4年4月からで、水道については10年間となっています。市ではガスの利用料金を一定期間据え置きとする方向で協議することにしています。上下水道料金は今までと同じく、市の条例に基づき料金が定められます。

現在、市内のガス利用はおよそ7300世帯、水道はおよそ1万1800世帯です。市では、事業の譲渡・委託により、設備のAI化や最新システムの導入ができ、より安定したサービスの提供とコストの削減ができるとしています。

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入村市長は「蛇口をひねれば水が出る時代から水質を考える時代になっている。エネルギーの一部として量や質などを考慮した結果、委託するかたちになった」。

ガス上下水道局の米持和人参事は「採算性が出やすいガス事業と、出にくい上下水道事業を一体にすることで、エネルギー供給を安定的に行えるメリットがある」と話しました。

 

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また、JFEエンジニアリングの安藤靖人本部長は「ガス・上・下水道一括の官民連携事業は日本で初めて。市の信頼に恥じない事業を果たさなければと大きな責任を感じている」と話しました。

市では上下水道事業について、委託後は毎年水質などに問題がないかモニタリングすることにしています。

 

 

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