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上越市 コロナ禍で42公共施設に減収補てん 4億7000万円に

2021年03月13日 11:00更新

新型コロナウイルスの影響で売上が落ち込み、上越市が減収分を補てんした公の施設は42あります。その額はこの1年でおよそ4億7000万円になることが分かりました。最大の補てんは、水族博物館うみがたりで2億円となっています。

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上越市は新型コロナウイルスの影響で赤字になった公の施設の指定管理者に減収補てんを去年春から行ってきました。内訳はこの1年間で42施設、4億7700万円余りを見込んでいます。

特に目立つのが観光施設で、安塚雪だるま高原におよそ3500万円。吉川ゆったりの郷におよそ3400万円。三和ネイチャーリングホテル米本陣におよそ2600万円。うみてらす名立におよそ8200万円となっています。このうちホテル米本陣は、運営会社の三和振興が、経営不振のため、3月末で指定管理が取り消されます。

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減収補てんで最大となったのは、水族博物館うみがたりでおよそ2億円です。市では水族博物館の整備運営基金を取り崩し、補てんを行うことにしています。この基金は本来、うみがたりの収益をベースに、施設のリニューアルや水生生物の購入などに使うものです。しかし今回補てんで取り崩すこととなり、基金の残高は当初見込みの5億円以上を下回り、3億円となります。

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減収補てんを含んだ補正予算案は現在開かれている3月議会で採決されます。

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