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早朝除雪の遅れは改善されたのか?市民に聞きました

2021年02月18日 16:20更新

先月の大雪に続いて、上越市では17日から18日朝にかけ、再びまとまった雪が降りました。

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市では、先月のようにマイカーが出せない混乱を繰り返さないよう、18日午前7時までにすべての除雪を完了させるという内容のお知らせをSNSやメールで17日の夕方に市民に伝えました。ご覧になった方も多いと思います。では、実際に、18日朝の除雪はどうだったのか、枝線の多い団地で話を聞きました。

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17日からの大雪で、市は除雪業者100社、作業機械420台すべてを出動させて、800人以上が市道1765キロの除雪にあたりました。作業は、早いところで深夜0時から始まりました。あわせて市の雪対策室では、除雪がしっかり行われているか、状況確認のパトロールを行ったということです。

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上越市雪対策室の桐木茂 室長は「今朝の除雪率は、おおむね100%だった。1月7日からの大寒波のときは、苦情電話が鳴り止まない状況だったが、今回は非常に少なかったので除雪はスムーズに済んだのかなと」と話しています。

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上越市南城の団地では、住民が「除雪車が来たのは、午前3時くらいで早かった」「先月の大雪の時は特殊で異常だった。あのときより良い」などと話していました。

また、上越市大豆の団地でも「先月は車が出せず10日間会社を休んだ。前回の大雪を踏まえて今回は除雪車が入っている」「除雪業者は大変。感謝している」「今回は歩道除雪もやってもらえた。前回は1週間ダメだった」など、先月と比べて除雪が早かったとを話していました。

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桐木室長は「大雪警報が出された場合、電話とFAXの連絡で除雪業者に『必ず朝7時までに除雪が終わるように』とお願いした効果がはっきりとあらわれた。除雪業者には現場パトロールをしっかりしたうえで作業継続をしてもらう」と話しています。

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18日の取材では「この冬、改めて除雪とどう向き合うか考えさせられた」という声が聞かれました。

住民は「ベテランオペレーターが少ないが、人数も車両台数も増やしてほしい。緊急時だから生活もおぼつかないところもある。消雪パイプを整備してほしい。街中には必要」「除雪車が通った後、ピーターで飛ばさないと出られない。前の家のお父さんが飛ばしてくれてありがたい」などと話していました。

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市の雪対策室によりますと、先月の豪雪時に寄せられた除雪への問い合わせや苦情電話は、多い日で1日2000件あったということです。18日朝は20件に満たなかったということです。

なお、市では今後もスムースに除雪作業を行うため、路上駐車は絶対しないよう協力を呼びかけています。

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