2021年01月30日 16:44更新
妙高市上小沢地区で30日(土)、上越地域の郵便局長が高齢の住民に代わって、ボランティアで屋根の雪下ろし作業をしました。
除雪を行ったのは、上越地域の郵便局の局長でつくる「上越地区郵便局長会」のメンバ-です。除雪は地域からのリクエストで行っている取り組みで、今年が5回目です。30日は上越地域の郵便局長57人が参加し、豪雪地の妙高市、糸魚川、十日町で除雪作業に汗を流しました。
このうち妙高市上小沢地区には局長22人が集まり、2軒の屋根の雪下ろしを行いました。
この家では、今年すでに2回雪を降ろしています。
住民は「おとといまでなかったのに、きのうから降り出した。下は機械で飛ばせるが屋根が一番困る。毎年来てもらって本当に助かる」と感謝していました。
屋根には一度降って圧雪された上に、前日から降り続いた新雪が積もり、足元は滑りやすくなっていましたが、除雪経験が豊富なメンバーは、慣れた手つきで作業を進め、およそ1時間で屋根の雪下ろしと住宅周辺の除雪作業を終えました。
毎回参加している原通郵便局長の石田敬一さんは「きょうはさらさらの雪だったがその下が凍っていた。お年寄りにはつらいだろうからいい手助けができたのでは。例年だとこれからお茶のみだがコロナの関係で密になれないのでまた機会を見てお話しを聞きにきたいと思う」と話していました。
上越地区郵便局長会では来年も活動を続けていくということです。
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