2017年06月05日 14:59更新

4日から5日にかけて、上越市内の高齢者宅にオレオレ詐欺の前兆とみられる電話がかかってくる事案が多発している。

警察や市によると、電話の内容は息子をかたり「携帯電話の番号が変わった。風邪で声が変わった」などと話したのちに「サラ金から500万円借金している。今日どうしても返さなければならない。大宮駅までお金を持っきてほしい」などと、現金を持参させようとするもの。

このような現金を届けさせる“上京型”のオレオレ詐欺の前兆事案が5件発生している。

被害は確認されていないが、今後も犯人から現金を要求する電話がかかってくることが予想される。警察では 電話でのお金の話は「詐欺」と考え、少しでもおかしいと感じたら電話を一旦切って、ご家族や警察に相談するよう呼びかけている。