2021年01月13日 17:54更新
大雪は海岸部の上越市直江津地区の暮らしにも、大きな影響をもたらしています。13日現在、除雪の状況は、ほかの地区同様はかどっていません。
直江津地区では、駅前や商店街でも除雪が進まず、住宅や駐車場から車を出せない状況です。八坂神社付近の道路は人が歩くのがやっと。道のいたるところはデコボコで、すれ違うことができません。
直江津の住民は「圧雪がひどく、すれ違い出来ない。いたるところで車がはまっている」と話しています。
直江津中心部にある真行寺の参道です。普段は、車を通さない参拝のための道ですが、歩行者や車に通ってもらおうと、除雪を進める姿が見られました。
マイカーを出せない状況が続く中、直江津のタクシー会社は、殺到する電話の対応に追われていました。
直江津タクシーの広幡宗俊社長は「雪で従業員は半分ほどしか出てきていない。病院に行くお客が最優先。台数に限りがあり、希望に添えないことも……」と話した。
現在上越市は、幹線道路を優先して除排雪作業を進めているため、幹線につながる枝線などは、除雪の見通しを立てられない状況です。
13日は直江津地区でも市の職員が歩きながら、枝線の状況を調べていました。調査員は「これほどととは」と雪の量に驚きながら「歩いてみて除雪が遅れているのを実感した。順番に進めているのを理解していただきたい。いち早く解決に取り組みたい」と話していました。
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