2017年05月31日 18:38更新
妙高市内のいじめの現状について意見を交換する会議が31日に開かれ、いじめの件数が6年間連続で増えていることが報告された。
妙高市内の小・中学校で確認されたいじめは、平成22年度は15件だったが、平成27年度には71件と約4倍に増えた。
増加の要因として、どこまでをいじめとするか判断する基準が変わっていることや、学校側の意識が変わりいじめに迅速に対応するようになったことで、報告件数が増えたとみられている。
最近は、SNSの普及に伴い、悪口を書いたり、無断で相手の写真を掲載するなどのケースも増えてきている。
またいじめの中で全体の2割を占めるのが相手のズボンを下ろす行為。出席した警察関係者からは、実際にズボンを下ろす行為は公然わいせつにあたり、いじめは犯罪だと説明があった。
警察では、こうしたいじめに対応するため今年4月、県警にいじめ対策係を新たに設置。いじめる側は「ふざけていた」などと悪気が無いことが多く、警察では学校での講演会などを通じ事の重大性を訴えていきたいと話している。
※2017年5月31日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.