2020年12月15日 15:00更新
スキーシーズンの安全と無事故を願う祈願祭が、15日に妙高温泉にあるスキー神社で行なわれた。
安全祈願祭は、毎年12月15日に妙高市観光協会と妙高スキークラブが執り行っている。妙高市内の観光関係者や各スキー場の従業員など約80人が参加し、今シーズンの安全を祈願した。
参列した観光関係者からは、GoToトラベルが12月28日から全国一斉に停止となったことを受け、年末年始の利用客への影響を心配する声が聞かれた。妙高観光局の古川征夫会長は「雪も降ってこれから客が入る時期だから、キャンセルが相次ぐことに不安がある。早いところでは停止が決まってからすぐに予約のキャンセルも入った」と話していた。
例年であれば、式典の後に地元の妙高高原こども園の園児が神社の境内で初滑りを披露するが、今年は感染拡大防止のため中止となった。
記録的な少雪だった昨シーズンは、市内にある8つのスキー場の入り込みが約60万人、前年比17%減と打撃を受けた。今シーズンはきのうからの寒波で雪に恵まれ、関係者は期待を寄せている。
妙高観光局 古川征夫 会長
古川会長は「今のところ、今年は寒い冬になり雪が期待できそう。コロナの影響でインバウンドが見込めないが、リピーターを確保するクーポン券を発行する『ダイナマイトキャンペーン』などを行い、国内観光客の誘致に力を入れたい」と話した。
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