2020年10月31日 06:00更新
妙高市志地区で地元の住民有志による「古民家カフェ矢代」が30日、プレオープンした。お茶だけでなくランチや軽食も提供する地域の憩い場を目指している。
プレオープンした「古民家カフェ矢代」。地域の憩いの場を目指し、築64年の民家を改修して完成した。改修は、地元の有志などでつくる「矢代古民家活用の会」がこの夏から手作業で取組んだ。工事にかかった費用はクラウドファンディングで募った。古民家カフェ矢代の清水泰男さんは「古民家の再生は初めて。慣れない作業だがここまでやってきた」と話す。
プレオープン初日の30日には早速、地元住民などが訪れ賑わっていた。メニューは矢代産のコメや野菜を使った週替わりランチ、カレー、手作りのケーキなどを提供する。訪れた人は「シフォンケーキもクリームもおいしい。改修しているときに来たが、今日見て様変わりした」「綺麗になってビックリ」と話していた。清水さんは「輪を広げながら地域外の人にも利用してもらい、交流が深まれば」と期待を寄せていた。
「古民家カフェ矢代」の営業は毎週金、土、日曜日。プレオープンは来月1日まで、本格的なオープンは来月6日から。また7日には、オープニングイベントが開かれる。
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