2017年05月25日 10:19更新
若手教員の指導力向上を目指す、夢しごと元気塾の開講式が24日、上越市下門前の教育プラザでひらかれた。
夢しごと元気塾は若手教員に、児童や生徒への指導方法などを学んでもらおうと、上越市立教育センターが毎年開いている。対象は2年目から5年目までの上越市内の小中学校の教員。今年は10人が受講する。塾では校長や、学校を支援・指導する教員”指導主事”がマンツーマンで指導することになっている。
開講式に出席した上越市教育委員会の中野教育長は「先生が学び続ける姿を見せれば、子どもたちに良い影響を与える。謙虚に、自分を高める姿勢を持ってほしい」と受講生にエールをおくった。
今年受講する2年目の小学校教員は「子どもたちに授業を楽しいと思ってもらえるような発問の仕方や、授業の流れなどを学びたい」と意欲を見せていた。
塾では指導教員が受講生の実際の授業を見て、黒板の書き方や質問の仕方などを細かく教える。
主催の上越市立教育センターの歌川所長は「自分の課題を明確にして1年間学び、充実した研修にしてもらえれば」と話している。
塾の研修は来月上旬から始まり、来年2月に閉講式を迎える。
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