2017年05月23日 17:49更新
上越市下門前の門前にこにこ保育園が、保育活動にiPadを導入している。
園では、小さいころからインターネットや端末の正しい使い方を理解してもらおうと、今年の1月から保育活動にiPad導入し、園児が使っている。
対象は年長園児で、保育活動を通してコミュニケーション能力や協調性を身に付けてもらうねらいがある。
草間美江子統括園長によると、上越市内でiPadを導入している保育園は、門前にこにこ保育園と下門前保育園のみで、市内の保育園では珍しいということ。
23日は年長園児38人が子どもを対象にしたiPadのアプリを使って、写真撮影に挑戦した。2人から3人に一台が与えられ、アプリが指定する色のものを撮影していく。協調性や想像力を身に付けようというもので、園児は協力しながら指定された色のものを教室やベランダで探し、次々と撮影していた。
草間統括園長は「園児一人ひとりが楽しみにしている。iPadの授業を早くやりたいと意欲満々で、園児は嬉々としてやっている」と話していた。
門前にこにこ保育園では、園に併設されている介護施設の利用者とiPadを利用して交流することも考えている。
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