2020年09月30日 18:17更新
上越市の直江津港で、鉄スクラップを輸出するための積み込み作業が進められている。その量は実に1万6,000トン。
大型船に次々と積み込まれていく鉄スクラップ。輸出先はバングラデシュ。
作業は28日から始まり、上越市の飛田テックが請け負っている。今回積み込む量は1万6,000トン。1社単独で扱う量としては、新潟県近隣港の日本海エリアでは初めての規模ということ。バングラデシュではスクラップの需要があり、鉄筋などにする製鋼原料として加工される。
飛田テックでは4年前にも1万3,000トンの鉄スクラップを1隻で輸出した実績があり、当時は県内初めての量だった。積みこみ作業は約2週間かけて行われる。
飛田テックでは「今回の実績によって直江津港が国際港としてさらにアピールできた。今後も地元の活性化につながれば」と話している。
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