2020年08月26日 17:58更新

26日の上越地方は、高田で最高気温が35.5℃まで上がり猛暑日となるなど、各地で高温となった。そうしたなか、上越市の五野井地区では、もち米の早生品種「峰の雪もち」の刈り取りが24日から始まった。栽培しているのは、内山農産です。

26日は1ヘクタール分が収穫された。 内山義夫社長は「やっとここまで来た。7月いっぱい雨でずいぶん心配した。8月に入って天気が続きやっと平年作まで取り戻した感じ。ほっとしている」と収穫の手ごたえを感じていた。

新潟県では、朝鮮半島付近を北上中の台風8号の影響でフェーン現象による異常高温が発生する可能性があるとして、農作物の管理を徹底するよう呼びかけている。

昨年は県内全域で猛暑による品質低下が発生したこともあり、内山農産でも今後の気象情報に注意していた。

内山社長は「県から27日28日と高温になりそうと連絡が来ている。対策としては水を入れるくらい。水はたっぷり使えるので、心配していない。昨年より収量が増えると期待している」と話した。

内山農産では、来月10日過ぎからコシヒカリの刈り取りが始まる。すべての品種を刈り終るのは、10月上旬になるという。