2020年07月26日 19:34更新
上越市大潟区で活動する卓球クラブ「ブルースカイジュニア」が26日、県内屈指の強豪校、開志国際高校卓球部を招いて合同練習を行った。
ブルースカイジュニアは、新型コロナの影響で軒並み大会が中止となるなか、子どもたちのやる気を引き出し、卓球を楽しむ機会を作ろうと、強豪高校を招いての合同練習を初めて企画した。
合同練習には同クラブのメンバーをはじめ、開志国際高校卓球部の6人、趣旨に賛同したクラブチームのメンバー合わせて54人が集まり、アルコール消毒や換気などコロナ感染防止対策のうえ、練習に汗を流した。
開志国際高校卓球部はインターハイに5年連続出場。昨年は県大会女子団体戦で初優勝を飾るなど県内屈指の強豪校だ。現在ブルースカイジュニアのOB2人が在籍している。
OBで2年生の佐藤杏香さんは、後輩にカットの高い技術を披露した。「自分が在籍していたころに比べてレベルが高くなっている。積み重ねてきたものが、大きい大会や結果につながるということをみんなに教えてあげたい」と話した。
合同練習では開志国際の堀雅敏監督によるミニ講習会も開かれ、細部にわたった技術指導が行われた。
ブルースカイジュニアのキャプテン山賀陽太さんは「開志国際は強いチームなので一緒に練習する機会はめったにない。すごく良い体験。打ち方やサーブの出し方など技がすごいので、どんどん真似をして強くなりたい」と意欲を見せた。
ブルースカイジュニアの佐藤監督は「上のレベルを見ることによって頑張ろうとする意欲を持ち、参考になるものを持ち帰って練習に生かして欲しい」と話していた。
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