2020年03月30日 18:17更新
上越市清里区にあるセブンイレブン下稲塚店が30日から、清里区、板倉区、牧区の3地域で移動販売を始めた。
移動販売は週5日、曜日ごとに場所を分けてまわる。販売するのは惣菜やパンをはじめ、生鮮食品、冷凍食品など最大350種類。値段はどれも店頭とおなじ。
初日の30日は、清里区の6か所で朝10時から12時半ころまで、1か所15分ずつまわった。
買い物客からは「いつもはバイクで買い物だが、冬は家族に連れて行ってもらう。これからも利用したい」「おやつやお昼ご飯がないときは助かる」といった声が聞かれた。
なかには「免許ないし、出かけるのが楽しみ。みんなと会える、笑顔を見られるのが楽しみ」と集落の人と顔をあわせることを楽しみにしていた人もいた。
この取り組みは、3年前に上越市とセブンイレブンジャパンが結んだ「地域活性化包括連携協定」の高齢者支援として実施。販売車はセブンイレブンジャパンが用意し、店舗に呼び掛けたところ下稲塚店が手を上げた。
オーナーの市村清子さんは「常連客が来ないので訪ねてみると足が不自由になっていたことがあった。5~10年後を考えると移動販売車が必要と思いこれをはじめた。地域に愛されるよう頑張ります」と意気込んでいた。
下稲塚店では、今後利用者の声をききながら、品物やコースを変えて移動販売を続けたいとしている。
セブンイレブンの移動販売は、県内では柏崎市、十日町市、妙高市に次いでこれが4番目。
■問合せ:上越下稲塚店 TEL025-522-1010
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