2019年12月16日 18:18更新
来年1月にオープンする上越体操場「ジムリーナ」が16日、報道関係者に公開された。
ジムリーナは、上越市が23億円から26億円かけて大潟区九戸浜に整備を進めている体操競技の専用施設。
メインとなる体操場は縦40m、横42m、高さ14m。これは男子と女子の体操競技10種目が同時に行える全国でも指折りの広さだという。
新体操でも競技用と練習用のフロアマットを2面同時に確保できる他、トランポリン競技でも4台設置でき、こちらも本格的な大会の開催が可能だ。
照明は、天井の中央部分に集中させることで演技で上を見上げた選手がまぶしくないように、また冷暖房は競技の妨げになる風を出さない輻射熱式を採用するなど選手ファーストの配慮が随所に見られる。
また、クッションを入れて着地の練習に使う深さ1.5mのピットや跳馬の着地部分が自在に昇降できる装置など練習用の設備も充実している。
このほかにも、周囲には1周180mのランニングコースや各種体操教室に使える多目的室もある。
観客席は250席。新潟県産の杉が使われている。
今後、年末までにオリンピックの規格に沿った体操器具が搬入される予定で、来年1月13日の内覧会で一般公開される。
オープンは1月26日で、トップクラス選手による体操競技などが披露されることになっている。市によると、すでに大学の合宿や大会開催の問い合わせが寄せられているという。なお、来年7月には五輪ドイツ体操チームが事前合宿でこのジムリーナを使うことになっている。
オープニングイベントの入場には事前の申し込みが必要。詳しくは広報上越12月15日号をごらんになるか、上越市のスポーツ推進課までお問い合わせください。
■問合せ:スポーツ推進課 ℡025-545-9246
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