2019年11月29日 18:07更新
プレイに夢中でした!
パラスポーツに関心をもってもらおうときょう29日、東京パラリンピックの正式種目「ボッチャ」を上越市立国府小学校の児童が体験した。
ボッチャは、東京パラリンピックの正式種目。ジャックボールと呼ばれる白い目標の球に向かって赤と青のボールを投げたり、蹴ったり転がす。最終的にジャックボールに近い色のチームが勝ちとなる。障がいの重い軽いに関わらず取り組むことができるスポーツ。
29日は、5年生61人が市内のボッチャチーム「さくらドリーム」と対戦した。児童はこれまでに2回、さくらドリームと交流を重ね、ルールやコツを教えてもらっている。その集大成として各クラスの代表児童が対戦した。
さくらドリームは県大会で準優勝したこともある実力チーム。シンプルにみえるボッチャは頭脳戦。いかに相手のボールをジャックボールから離すかが勝利のカギとなる。結果は、1組が勝ち、2組が負けだった。
対戦した代表児童は「いかにボールを近づけるかチームで作戦を考えていた。すごく楽しくて熱中した」「さくらドリームは作戦を考えてチームで話し合っていてすごいと思った」と感想を話していた。また「これを機会にオリンピックやパラリンピックを学んでいきたい」と話した。
試合のあとは、児童がさくらドリームのメンバーに「障がいがあることで大変なこと」などを質問した。メンバーの一人は「私は車椅子に乗っている。一番苦労するのはこれからの冬期間。雪が降ったり雨が降ったりすると、傘もさせない。手が濡れると滑って車椅子が操作できない」と説明した。
チームの代表 與川勝さんは「子供たちと交流して若返った気分。少しハンデがある人など色々な人がいる。町で見かけたら少しでも思いやりを持ってもらいたい」と児童に伝えた。
※ご覧の記事の内容は2019年11月29日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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