2019年10月30日 03:38更新
コスモス畑がひろがる関川大橋の河川敷で、上越市立春日新田小学校の児童がコンサートを開き、元気な歌声を響かせた。
コンサートは関川の美化活動に取り組んでいる市民団体「リバーサイド夢物語」が企画。今回が5回目。
会場となった河川敷にはコスモス畑およそ5haが広がり、今がちょうど見ごろ。
春日新田小学校の4年生と5年生131人が楽器の演奏や歌を披露した。集まった地域の人たちや地元の保育園児などはコスモスの花と音楽の共演をのんびりと楽しんでいた。
児童たちは、演奏曲「チキチキバンバン」や合唱曲「BELIEVE」など、6曲を披露した。 河川敷のコスモス畑は、20年前、リバーサイド夢物語の塚越秋三さんが、新潟労災病院に入院した友人を励まそうと種をまいたのが始まり。
その後、地元企業や春日新田小学校の児童の協力でコスモスを増やし、現在は80万本ともいわれている。
河川敷では、毎年ボランティアがゴミ拾いや草とりなどに取組んでいる。
塚越さんは「20年前は、30aほどの広さだったのが、今では5haまで広がった。市民に自慢できる場所になったと思う」と話した。
今年は台風の影響でコスモス畑が冠水、一時は花が咲くか心配された。
4年生の男子児童は「心配になった。種まきも大変だったので、きれいに咲いてほしいと思った。これからも大事にしていく」と話した。
塚越さんは「全体の8割が冠水したが、なんとか咲いてくれた。これからも畑を広げていきたい」と話した。
コスモスは11月10日頃まで見ごろだという。
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